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子育て支援センターに行ってみよう!~なかよし・みなみ編~

胎内市に7つある子育て支援センターのうち、きすげこども園にある「なかよし」、さわらび保育園にある「みなみ」の2つのセンターを紹介します。

「子育て支援センターって何?」という方や、「ほかの子育て支援センターの情報を知りたい!」という方は、こちらの記事をぜひご覧ください。

※ なかよしの取材は2024年9月12日、みなみの取材は2024年9月17日に行いました。掲載している内容はその時点の情報となります。

なかよし

「なかよし」は、きすげこども園にある子育て支援センターです。
住所や開所日などの詳細は、この記事の最後で紹介しています。

子育て支援センター「なかよし」外観
きすげこども園の中にあります!
子育て支援センターなかよし 入口
階段をあがって2階が子育て支援センター「なかよし」の入口です。
子育て支援センター「なかよし」歌を楽しむ
取材時は歌を楽しむ時間もありました!

「なかよし」では毎週たくさんのイベントを行っています。
取材時は、月に1度の「おしゃべりカフェ」と、手形スタンプ遊びを行っていました!

手形スタンプ遊びを楽しむ
うまくできるかな?
手形スタンプ遊び
綺麗に押せました!

「おしゃべりカフェ」は、きすげこども園の給食を試食できる会です。

栄養士さんから、給食の説明やレシピの紹介があります。
レシピは紙で貰えるので、それを見ながら家でも作ってみることができます。
お子さんと一緒に試食をしながら栄養士さんと話せるので、例えば離乳食の相談などが気軽にできます。

栄養士に相談
栄養士さんとお話できます!
赤魚の煮つけ
今回は赤魚の煮つけを試食

「こういう場があれば、ふらっと遊びにきたついでに、周りにいるお母さん方と一緒に栄養士さんのお話を聞くことができるので、同じ悩みを持つお母さん同士で悩みを共有し共感し合えます。そこが良いところだと思っています。」と、先生がお話してくださいました。
栄養士さんだけでなく看護師さんもいるため、専門的な知識のある方にいつでも相談ができます。

ほかにも、親子リトミック(音楽遊び)やお誕生会、ビューティーハンドケアなどのイベントを行っています。

きすげこども園以外の場所に、先生方が出張することもあります。
「なかよし広場」という名称で、毎週火曜日はにこ楽・胎内、月1回は業文化会館にて行われています。
絵本の読み聞かせや工作を楽しめる日もあるので、イベント情報をご確認ください!

※ イベントなどの最新情報は、市ホームページ(胎内市/地域子育て支援センター)に掲載している『子育て通信「にこにこ」』からご確認いただけます。

「なかよし」の特徴は、音楽が好きな先生がいらっしゃることです!
この先生は、もともと曲がない絵本に音楽をつけて、手遊びを作ったり歌をつけたりされるそう。
「なかよし」独自だと思いますし、この先生が好きだと話す利用者の方もいました!

イベントのある日は利用者が多く、イベントのない日は1~2組程度の親子が利用されるそうです。

「1歳未満の赤ちゃんの利用が多いので、活発に動くようになった2歳以上のお子さんをもつお母さんは、のびのびと子どもを遊ばせられるように、人の少ないときを狙って利用する方もいます。」と、先生が教えてくれました。

子育て支援センターで遊ぶ親子
イベント時など人数が多いときは、こども園の広いプレイルームが開放されることもあります。

利用者の声

取材をした日は、11組の親子が利用していました。
利用者の皆さんに、子育て支援センターを利用してみた感想を聞いてみました!

  • 近所に年が近い子どもがいないので、子育て支援センターに来れば同世代の子と触れ合えるので良いです。
  • さまざまなイベントを毎週のように行っているので、子どもを連れて行きやすいです。
  • 子ども同士の交流があるので、子どもの成長につながる気がします。
  • 自分の子どもより、年が上の子がどう遊んでいるかを見られることが良いです。
  • ほかのお母さんと話すことができてリフレッシュできますし、情報交換もできます。

「入園前に、こども園の様子を見ることができる点が良い。」と話す方もいました。

こども園の乳児クラスの園児が遊んでいるところに、子育て支援センターに来た親子が混ざって遊ぶことのできる「なかよしの日」というイベントもありますので、実際にこども園に通う子どもが親のいない環境でどう遊んでいるかを知ることもできます!

先生の声

先生に、「利用者の方と接する上で気を付けていること」を聞いてみました!

変にかしこまらずに壁を作らないようにしています。

その方が、世間話をするくらいの感覚で、気軽に悩みを話してもらえるかなと思っています。

先生の目がある環境や家庭ではできない遊びを提供できるので、世間話をしつつ、少し辛い思いをしているお母さんの気持ちが少しでも楽になったら良いと思っています。

また、先生から「子どもとぽつんといると、社会から取り残されたように思えたり、大人と喋りたくなることもあると思います。そういった方にぜひ利用してほしいです!妊婦さんの見学も大歓迎!」と、お話がありました。
取材した私にも、先生がお母さん方の輪に入れるよう工夫してくださり、誰でも溶け込みやすい環境だと感じたので、子育て支援センターを利用したことがない方でも利用しやすいように思います!

みなみ

「みなみ」は、さわらび保育園にある子育て支援センターです。
住所や開所日などの詳細は、この記事の最後で紹介しています。

子育て支援センターみなみ
左がさわらび保育園、右が子育て支援センター「みなみ」です。
子育て支援センターみなみ
「みなみ」はなんと一戸建て!
天然の木材が使われた木造の建物です。

「田んぼと山に囲まれて、入って来る風が心地よい子育て支援センターです。」と先生が話してくださいました。

また、「みなみ」には大きな薪ストーブがあるので、冬は火の温もりで暖を取ることができます。

子育て支援センターみなみ 薪ストーブ
薪ストーブのある子育て支援センターはここだけ!

授乳やおむつ替えができる授乳室は個室なので、ほかの人の目を気にすることなく利用できます。

子育て支援センターみなみ 授乳室
広々とした個室でゆったりと過ごせます。

0歳児の利用が多く、1か月に5組程度の親子が利用されるとのこと。
里帰り出産で利用される方もいらっしゃるようです。

イベントは、発育測定やふれあい遊びなどを行っています。
また、中条駅前にあるさわらび乳児園で遊ぶイベントも月に1度行っており、乳児園の様子などを見ることもできます。

※ イベントなどの最新情報は、市ホームページ(胎内市/地域子育て支援センター)に掲載している『子育て通信「にこにこ」』からご確認いただけます。

先生の声

先生に「利用者の方と接するうえで気を付けていること」を聞いてみました!

子どもと2人きりでいると息詰まることがありますし、親族に子どもを預けることができない方もいらっしゃいます。

そういった方の精神的な負担を取り除くことができたらいいなと思っています。

息詰まってしまったときに、「今日はこんなことがあってね…」とお母さんが気持ちを吐き出せるような、気軽にお話できる雰囲気を作ることを心がけています。

「お母さんもお子さんもほっと一息つきに来てください。」と柔らかい笑顔で話してくださいました。

今回の取材先はこちら

子育て支援センター「なかよし」
住所:新潟県胎内市黒川1124番地
電話番号:0254-28-8811

開所日:
月曜日~金曜日 午前9時~正午、午後1時~午後3時
毎週火曜日は、保健福祉施設にこ楽・胎内に保育士さんが出張し、「出張なかよし広場」をひらいています。
月に1度、産業文化会館でも行われています。

育児相談は、午前9時~午後3時の間で行っております。

きすげこども園のホームページから子育て支援センター「なかよし」の情報を確認できます。

子育て支援センター「みなみ」
住所:新潟県胎内星の宮町103番2
電話番号:0254-20-7628

開所日:月曜日~金曜日 午前10時~午後3時

育児相談は、午前10時~正午の間で行っております。

イベントなどの最新情報は、市ホームページ(胎内市/地域子育て支援センター)に掲載している『子育て通信「にこにこ」』からご確認いただけます。

(地域おこし協力隊 重田)

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